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	<title>10年後のお寺をデザインするブログ 株式会社 寺院デザイン &#187; 家族葬</title>
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		<title>墓じまいと家族葬</title>
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		<pubDate>Sun, 19 Apr 2020 02:24:03 +0000</pubDate>
		<dc:creator>usui</dc:creator>
				<category><![CDATA[お寺進化論]]></category>
		<category><![CDATA[墓じまい]]></category>
		<category><![CDATA[家族葬]]></category>

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		<description><![CDATA[
　「墓じまい」という言葉が、ここ数年、メディアを賑わせています。そしてこれは仏教界にとって、実に面白くない話題です。
 　
　この「墓じまい」を巡るメディアと業界の動きを見ていると、「家族葬」という言葉が広がり始めた頃 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><span id="more-909"></span><br />
　「墓じまい」という言葉が、ここ数年、メディアを賑わせています。そしてこれは仏教界にとって、実に面白くない話題です。<br />
 　<br />
　この「墓じまい」を巡るメディアと業界の動きを見ていると、「家族葬」という言葉が広がり始めた頃を思い出します。<br />
 　<br />
　十五年ほど前でしょうか。家族葬という言葉も、マスコミ主導で社会に広がり始めました。<br />
 　<br />
　当初、葬儀業界も「供養の心をないがしろにしている」「家族葬は、故人の友人知人を大切にしていない」など、様々な理由で反発しました。<br />
 　<br />
　しかし現在、家族葬を批判する葬儀社はほとんどありません。むしろ、積極的に営業に取り入れている葬儀社のほうが多いのが現実です。<br />
 　<br />
　確かに、「家族葬」は、マスコミ主導で広まった言葉です。しかし何年かたって落ち着いてみると、社会がそれを望んでいたということがわかってきます。<br />
　<br />
　戦後すぐくらいまでは、葬儀というものは地域が仕切っていたため、個々の家が要望というものを挟む余地はありませんでした。しかし現在では、仕切る地域コミュニティは存在せず、個々の家がそれぞれの事情にあわせて葬儀の内容を決めていくことになります。そして、供養というものが、地域コミュニティや家族制度から離れて、個人の心の問題になっていきます。<br />
　<br />
　同時に、経済状況が悪くなってくる中で、葬儀に大きなお金をかけることが難しい人が増えてきます。<br />
　<br />
　「家族葬」というのは、こうした社会構造の変化から生まれたものです。「家族葬」が増えたからと言って、決して供養の心が衰えたわけではありません。供養のあり方が個人化したということです。<br />
　<br />
　しかも個人化したのは供養のあり方だけではありません。社会の様々なあり方が個人化した結果、供養も個人化せざるのを得なかったということです。<br />
　<br />
　社会のあり方を考えると、家族葬が増えるのは必然なのです。<br />
（ただし、家族葬と言っても、多くの人が批判する「家族だけの葬儀」というものは少なく、家族プラス親しい人という葬儀がほとんどですが）<br />
　<br />
　葬儀業界は、十年もたたずにこれに気づき、家族葬、直葬を受け入れるようになりました。というより、家族葬・直葬を商品のラインナップにもっていない葬儀社は、顧客のニーズに対応していけない葬儀社として、淘汰されてきたのです。<br />
　<br />
　もし、家族葬を求めてきた施主に、「家族葬はよくないですよ」と言ったら、「じゃあ、他の葬儀社にお願いします」と言われるのがおちです。<br />
　<br />
　では仏教界は、どうなのかということですが、残念なことに、十五年前と何も変化はありません。いまだに「家族葬はけしからん」と言い続けています。ただ変わったのは、十五年前は「マスコミが悪い」と言っていたのが、最近は「葬儀社が悪い」と言うようになったことです。<br />
　<br />
　少し考えてみれば誰でもわかることですが、家族葬を積極的にやりたい葬儀社などいるわけがありません。すべての葬儀社は、家族葬をやるより一般葬をやりたいのです。家族葬の件数が増えれば増えるほど、利益は少なくなっていくのですから。<br />
　<br />
　そして「墓じまい」です。<br />
　<br />
　なぜ「墓じまい」をしようとする人は、「墓じまい」の選択をするのでしょうか？<br />
　<br />
　子どもがいなくて、自分が死んだら、お墓が無縁墓になってしまうのが不安だから、という人もいるでしょう。引っ越してしまい、お墓が遠方なので、お墓参りに行くのが不便でだから、という人もいるでしょう。<br />
　<br />
　その多くは、お墓を粗末にしたくないから、という思いが根底にあるわけです。どうしていいかわからなかったから、今までは我慢していたけれど、「墓じまい」という方法を知って、「じゃあ、それをやろう」と思っただけです。こうした方々がどうすればいいかという回答を、これまで石材業界や仏教界が示すことをできませんでした。結局、そうした方々の選択肢は、「墓じまい」しかないのです。<br />
　<br />
　おそらく「墓じまい」も、「家族葬」と同じ道筋をたどるのは間違いありません。社会の中には、「墓じまい」をせざるを得ない人が潜在的にたくさんいるということは、檀家さんときちんと向き合っていれば、自ずと見えてくるはずです。しかも、「墓じまい」は、家族葬の場合より深刻です。「墓じまい」を考える人の多くは、「墓じまい」以外に、自分の抱えている問題の解決策の無い人なのです。<br />
　<br />
　そして、これから「墓じまい」とどう向き合っていくかは、全てのお寺にとって真剣に考えなければならない問題なのです。<br />
　<br />
　</p>
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		<title>家族葬はけしからん？</title>
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		<pubDate>Wed, 11 Apr 2018 03:22:14 +0000</pubDate>
		<dc:creator>usui</dc:creator>
				<category><![CDATA[永代供養墓]]></category>
		<category><![CDATA[葬式仏教]]></category>
		<category><![CDATA[家族葬]]></category>
		<category><![CDATA[葬儀社]]></category>

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		<description><![CDATA[
　
仏教の各宗派で行っている僧侶向けの研修会で講演を依頼されることがありますが、
講演後の質疑応答や懇親会などで、葬儀社への批判的な発言が出ることがしばしばあります。
　　
最近多いのは、「葬儀社が、家族葬や直葬を広め [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><span id="more-733"></span></p>
<p>　</p>
<p>仏教の各宗派で行っている僧侶向けの研修会で講演を依頼されることがありますが、<br />
講演後の質疑応答や懇親会などで、葬儀社への批判的な発言が出ることがしばしばあります。<br />
　　<br />
最近多いのは、「葬儀社が、家族葬や直葬を広めようとしていて、けしからん」という発言です。<br />
　<br />
確かに、最近、家族葬や直葬を強調して宣伝をしている葬儀社が増えています。<br />
直葬はともかく、家族葬を宣伝していない葬儀社は、ほとんど無いと言っていいほどです。<br />
参列者を多く受け入れる一般的な葬儀から、家族葬や直葬が主流になっていくことを、僧侶の立場としては「好ましくない」と考えるのは当然です。<br />
葬儀を行わなかったり、参列者を呼ばなかったりということは、伝統的な葬儀のあり方を壊すことですし、故人の供養という意味でも不十分さは否めません。<br />
　<br />
ただ、「葬儀社が、家族葬や直葬を広めようとしている」というのは、正しくはありません。<br />
ほとんどの葬儀社は、本音では家族葬や直葬を望んではいません。<br />
　<br />
家族葬や直葬が、話題になり始めたのは、十四、五年前からです。<br />
マスコミなどを中心に、急激に家族葬や直葬という言葉が広まっていきました。<br />
　<br />
そして当時、ほとんどの葬儀社が言っていたことが、「マスコミが、家族葬や直葬を広めようとしていて、けしからん」ということです。<br />
考えてみたら当たり前ですが、家族葬や直葬を受け入れることを葬儀社が喜ぶわけがありません。<br />
家族葬や直葬が増えることは、葬儀社の利益が減ることと直接つながっているからです。<br />
家族葬や直葬という、今までとは違った新しいものが出て来て、しかもそれが、自分たちにとって不利益をもたらす可能性のあるものだったなら、人間誰しも反発するものです。<br />
　<br />
しかしあれから十年以上の月日がたち、そうした発言をしている葬儀社は殆どありません。<br />
年月が経過する中で、多くの葬儀社は、そうした流れは止められるものではないということが理解するようになってきました。<br />
しかも、必ずしも供養の心が無くなっているわけじゃなく、そうせざるを得ない状況をかかえている人が多いという現実もあります。<br />
それならば、その中で、どのように仕事をしていこうかと考え、家族葬や直葬というメニューを、自社の業務に加えていこうというのが自然です。<br />
　<br />
家族葬や直葬を増やしている犯人は誰か？ それは葬儀社ではなく、社会構造です。<br />
地域社会の結びつきが弱り、会社での人間関係が変質してきたことで、家族葬や直葬でも不都合が無くなってきたことです。<br />
そして何よりも、亡くなる人が高齢になってきたことです。高齢の方の葬儀は、参列の人は少なく、自ずと家族葬になります。<br />
　<br />
つまり、この現実を批判しても、家族葬や直葬は無くならないということです。<br />
　<br />
むしろお寺がすべきことは、現代の社会環境の中で、家族葬や直葬を選ぶ、こうした人の声に耳を傾けることです。<br />
そしてその人たちの気持ちを理解し、何ができるかを考えることじゃないかと思うのです。<br />
　<br />
　<br />
　</p>
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