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藤森教念さん遺稿集

本日は、藤森教念さんの一周忌の命日です。
 
この度、藤森教念さんという真宗大谷派の僧侶の方の
遺稿集を編集させていただき、
先週完成しました。
『親鸞にであった女と男の生き方ーー藤森教念遺稿集』
という本です。


 
実は私は、藤森さんという方にお会いしたことはありません。
 
数ヶ月前に編集委員の方から、
この遺稿集の出版の相談を受け、
うちでお手伝いさせていただくことになったのがご縁です。
 
ところが、この本の編集をしていく中で、
この藤森さんという方の魅力に惹き込まれてしまいました。
 
人生をかけて親鸞さんの教えを実践しようとされた方です。
真宗大谷派のことを、とても愛しており、
同時に、現在の大谷派のことを、
とても憂えていました。
 
教団の宗会議員もなさっていたそうですが、
宗会では、かなり激しい発言をされていたようです。
また晩年は、癌という病をおして、
各所で法話・講演をされていたようです。
 
またこの本に寄せられたたくさんの追悼文を読むと、
とても「熱い人」だったことがうかがい知れます。
 
この本の中にとても印象的な言葉があります。
 
「親鸞聖人に本当に真向きあいましょうよ。
ただただ自分を飾るため、誇るために仏様の名前だとか、
親鸞聖人の名前を語っちゃいけません」
 
この言葉に藤森さんの人生が集約されているような気がします。
 
会ったことの無い藤森さんですが、
こうしたかたちで、お人柄に触れさせていただいて、
とても感謝しています。
 
ありがとうございます。
 
そして
 
なむあみだぶつ 合掌
 

コメント / トラックバック1件

  1. 出村 義彦 より:

    藤森さんを赤旗日曜版に見つけた時に会いに行けば
    よかった。
    卒業してから京都であったのは35年以上前
    それ以来あってない君が亡くなったと知ったのは
    パソコンの中。
    残念

    南無阿弥陀仏

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