寺院活性化のための情報
日本弔い委任協会 主催
「弔い委任」に取り組む寺院、
これから取り組もうとする寺院が情報交換する研究会です
令和4年7月25日(月)開催
2年半ぶりの会場開催のセミナーです。
充分な感染対策のもと開催いたします。
弔い委任 研究会
講義
「アフターコロナだからこそ、弔い委任に取り組んでみる
──これだけ準備すれば、明日から弔い委任が始められる」
■おひとりさま、もしくは自分の葬儀と納骨をしてくれる家族のいない人のために
■すぐに始めるための3ステップ
■すぐに始めるための3ステップ
■自坊にあった弔い委任を考えるために
コロナ禍で、自分の弔いを見つめ直すように
コロナ禍は、日本人の弔いにも大きな影響を与えました。
人が集まることを控えざるを得ない中、葬儀や法事を簡素化したり、場合によっては、儀式そのものをしない、というケースもありました。
コロナ禍は、様々なものの価値観を見つめ直すきっかけとなりましたが、葬送という事柄も、この時期、もう一度考え直す人も少なくなかったようです。
弔い委任/死後事務委任に関わる専門家の話を聞くと、自身の弔いに関する相談が急増しているとのことですが、それも、コロナ禍の影響によるところが大きいのでは無いかと言うことです。
おそらく皆さんの中にも、この2年半の間に、自身の弔いに不安を抱える人からの相談を受けたお寺もあると思います。
すべてをやろうとすると大変
日本弔い委任協会は、発足してから約三年が過ぎました。
会員寺院の中には、檀家からの相談をきっかけに弔い委任を始めたお寺もありますが、弔い委任を始めることに躊躇しているお寺もあります。
躊躇している理由は、弔い委任を行うにあたっての、お寺の負担が大きく、始めるのがちょっと不安だということのようです。
確かに弔い委任協会発足時の提案内容には、葬儀や納骨だけでなく、死後の事務処理、死後の財産処理、生前の成年後見など、少し面倒なことも含まれていました。 確かにこうした作業は、すべて必要なことです>
しかし必ずしもこれらすべてにお寺が関わる必要はないということも言えます。 >
協会は、「すべてお寺が関わったほうがいい」と提案させていただきましたが、この三年の活動を通しして、そう発言することが、多くのお寺さんのやる気を削いでいたのではないかと反省しております。
もっと始めやすく工夫した弔い委任
今回の提案は、お寺がもっと取り組みやすい内容の弔い委任です。
まずはお寺に、「弔い」の部分、つまり葬儀と納骨についてのみ、委任を受けていただくということです。
それ以外は、要望に応じて、司法書士などの専門家に分担してもらう、ということになります。もちろん、お寺に余裕があったら、すべて行ってもかまいません。ただそれは、あくまでも「余裕があったら」ということになります。
また、ここまでの対応であれば、専門家が地元にいないくても、オンラインや出張での対応も容易です。
始めるためのノウハウと具体的な事例を学ぶ
今回は、「もっとも取り組みやすい内容の弔い委任」とは、どんなものなのか、最低限何をすれば可能なのか、専門家に関わってもらうための心得などについて講義を行います。
また、このコロナ禍の中で、弔い委任に取り組んだお寺の実例(ケーススタディ)についてもお話しします。具体的な事例について学ぶことで、自坊で何をすればいいのかがイメージしやすくなると思います。
既に檀家から、自身の弔いについての相談を受けているお寺、子どもがいなくてきちんとした弔いを受けられるか心配な檀家がいるお寺、もっと弔い委任のことを檀家に知って欲しいお寺に参加していただければと思います。
弔い委任とは?
弔い委任とは、家族がいないなどの事情があって、自身の弔いに不安を抱える人のため、葬儀・火葬・納骨などを家族にかわってお寺が行う仕組み。
死後の諸手続や生前の生活支援(成年後見、身元保証など)も行うことができます。
通常は法律的に家族しかできないことを、契約によって家族以外(お寺など)の支援者が行うことが可能となります。
■テーマ
「アフターコロナだからこそ、弔い委任に取り組んでみる
──これだけ準備すれば、明日から弔い委任が始められる」
■講師
長井俊行(一般社団法人つむぐ代表)
元木翼(司法書士法人ミラシア代表)
■日時
令和4年7月25日(月)午後1時30分〜3時
■場所
仏教伝道センタービル 7階会議室「見」の間
東京都港区芝4−3−14/TEL 03-3455-5851
JR山手線「田町駅」三田口より徒歩8分、
都営地下鉄三田線「三田駅」
および浅草線「三田駅」A9番出口より徒歩2分
■定員
30名
■申込締切
7月19日(火)
■参加費
弔い委任協会 会員寺院 5,000円(1名)
非会員 5,000円(1名)
※申し込み受付後、振り込みの案内を送付させていただきます。
■日本弔い委任協会は、コロナ禍を受けて、充分な活動ができませんでしたので、年会費納入のお願いを、しばらく中止させていただいていました。今後も、充分な活動ができるようになるまで、年会費のお願いは控えさせていただきます。
つきましては、研究会参加費につきましても、しばらくの間、会員・非会員ともに同じ金額とさせていただきます。
ご理解いただければと思います。