寺院活性化のための書籍
『お寺のための 弔い委任実践マニュアル』
自坊で弔い委任を始めるための マニュアル ができました!
『お寺のための 弔い委任実践マニュアル』
長井俊行、元木翼、池邉文香、薄井秀夫 共著
								日本弔い委任協会版
								A4版 42ページ
								定価3,500円(税込)/送料430円
『お寺のための 弔い委任実践マニュアル』
						

こんなノウハウが書かれています。
■弔い委任をゼロから学びたい
■弔い委任は理解できたが、
実際に始めるのにどうしたらいいかわからない!
■できるだけシンプルに弔い委任を始めたい
「弔われないのでは」という不安に寄り添う
子どもがいない等の理由で、自身が亡くなった時、弔ってもらえない可能性のある人は、年々増え続けています。
「住職さん、私が死んだら、誰がお葬式あげてくれるの?」
そうした相談を受けた住職も少なくないのではないでしょうか?
「住職さん、私のお葬式、お願いね」
そうお願いされた住職もいると思います。
もちろん、お経だけなら、いくらでもあげることはできます。
ただ実際に弔うためには、誰かが葬儀社に依頼し、火葬を行い、最終的にお寺に遺骨を持ってこなければなりません。
家族がいないと、その役割を担う人がいないのです。
そうした人たちのため、お寺が家族の代わりとなって、一連の段取りを行うのが「弔い委任」です。
どう始めればいいかがわからない
これまで日本弔い委任協会では、約5年にわたって、弔い委任の普及のための活動を続けてきました。
少しずつではありますが、自坊に弔い委任の仕組みを構築して、檀家さんの「弔われない不安」と向きあっているお寺も増えてきました。
一方、当初から多かったのが、「弔い委任の枠組みはわかったが、実際取り組むとなると、具体的なことがよくわからない」といった声です。それで、一歩踏み出せないというお寺も少なくないようでした。
そうした声をもとに制作したのが『お寺のための弔い委任実践マニュアル』です。
檀家さんから相談を受けて、その状況や悩みをヒアリングすることから始めて、どんな弔い委任にすればいいかを組み立て、契約書を作成し、お金を預かる、そして相談者が亡くなった時にその契約を実行するところまで、時系列にそって、解説します。
お寺がとりくみやすい枠組みを提案
弔い委任で、相談者と契約するのは、葬送のことに限りません。相続・遺言や死後の事務手続き、あるいは生前の成年後見や身元保証なども、弔い委任に含まれます。
ただ今回のマニュアルでは、お寺ができるだけ取り組みやすいスキーム(枠組み)が必要だと考え、葬送に限定した、最もシンプルな弔い委任のかたちを提案しています。
また契約書のひな形等の資料も掲載されていますので、それを自坊の考え方にあわせてアレンジすれば、すぐに弔い委任を始めることが可能です。
〈弔い委任の全体像は何となくわかったが、実際にどう始めたらいいかわからない〉
〈興味はあるが、難しそうで、避けていた〉
〈弔い委任をやるなら、できるだけシンプルなかたちで始めたい〉
そうしたお寺に、ぜひ読んでいただきたく思います。ぜひこれを機会に、自坊で弔い委任に取り組んでいただければ幸いです。
『お寺のための 弔い委任実践マニュアル』
A4版 42ページ 1冊3,000円(税込、送料別)
『お寺のための 弔い委任実践マニュアル』 目次
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										 【1】お寺と弔い委任 (1)弔い委任とは (2)お寺が取り組むべき理由 (3)檀家の思いを実現するために (4)無理の無い弔い委任を 【2】檀家さんからのヒアリング ──まずは檀家さんから、状況と希望を聞き取りしましょう (1)確認事項 (2)注意点 《資料》初期面談ヒアリングシート 【3】契約内容の調整 ──どんな弔い委任の内容にするか考えましょう (1)弔い委任のメニュー (2)親族がいる場合の弔い委任といない場合の弔い委任 (3)契約書のひな形 (4)外部委託費用 (5)費用の目安 (6)預かり証のひな形 《資料》死後事務委任契約書(ひな形) 《資料》檀家との契約内容と費用の一般的な目安 《資料》現金預かり証(ひな形) 【4】その他の確認 ──契約を結ぶにあたって、確認をしておきましょう (1)死亡届の問題 (2)連絡体制の調整 (3)専門家との連携 【5】相談者への説明 ──契約前に、どんな内容なのかを説明しましょう (1)何を委任するかの説明 (2)契約上の注意点 (3)その他の注意点の説明 【6】契約 ──お金を預かり、契約を結びましょう (1)契約 (2)費用の預かり方 【7】契約後の定期確認 ──定期的に、相談者の状況を確認しましょう 【8】広報活動 ──弔い委任が必要な人に、弔い委任を理解してもらいましょう (1)檀家への告知 (2)永代供養墓使用者への告知 (3)セミナー・相談会 《資料》納骨責任者確認書面(ひな形) 【9】契約までの流れとチェックリスト 【10】契約の実行 ──相談者が亡くなったら、弔い委任を実行しよう (1)死亡の連絡 (2)遺体引き取り・死亡届・葬儀・火葬・納骨 (3)諸手続 (4)報告書 以上 

 
			