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次回研究会の発表者が決まりました!

6月12日の葬式仏教価値向上委員会
「みんなでつくる葬式仏教の未来」大提案会

ですが、
発表者が決まりました。
 
奈良・十輪院の橋本さん、横浜・なごみ庵の浦上さん、名古屋・龍潭寺の別府さん、東京都豊島区・全昌院の安達さんの4人です。
 
会員の皆さんに様々な提案や報告をしていただくという、
あたらしい試みですが、
おもしろそうな内容のものばかり集まったので、
当日が、楽しみです。
発表者の方々、ありがとうございます。
 

 
■橋本純信(奈良市/真言宗醍醐派十輪院住職)
十輪院の橋本さんは、本堂を会場に骨葬で行うことで、施行内容をできるだけシンプルにする葬儀を、地域や檀家に提案しています。施主にとっては、本堂という荘厳な会場を利用することができるとともに、経済的負担が軽減されるというメリットがあります。またお寺にとっては、これまでの葬儀社主導の葬儀をお寺主導の葬儀に変えていけるというメリットがあります。さらには、檀家以外からの葬儀の依頼も生まれるので、布教活動としての成果も期待できます。「やすらぎ葬」と名付けたこの提案について発表します。
 
■浦上哲也(横浜市/浄土真宗なごみ庵 住職)
なごみ庵の浦上哲也住職は、横浜を拠点に都市開教を行っている僧侶です。近年、浦上さんは、「死の体験旅行」というプログラムを通して、死を見つめることの大切さを考える活動をしています。「死の体験旅行」とは、ひと言で言うと、自分の死を仮想体験するワークショップです。自分が余命宣告を受けてから、その病気と向き合い、死と向き合い、大切なものを喪っていくことと向き合うことを体験します。発表では、そのプログラムの紹介と、プログラムを受けた人からの反響等についてお話しいただきます。
 
■別府良孝(名古屋市/曹洞宗龍潭寺住職)
龍潭寺の別府さんは、「わかる葬儀」を目指して、様々な工夫をされています。通夜前に位牌の文字の意味発音を、説明文を渡して遺族に説明します。引導文については、喪主と相談の上、現代語を多用して創ります。葬儀社には差定(式次第)を事前にファックスして、協力体制の実現に努めます。儀式は、葬儀社社員のリードによってではなく、僧侶(維那)の説明で粛々と進行します。会葬者には、リーフレットを渡して、釈尊の教えを伝えています。当日は、こうした「わかる葬儀」の実践について発表していただきます。
 
■安達良元(東京都豊島区/曹洞宗全昌院住職)
全昌院の安達さんは、葬式仏教価値向上委員会の第1回研究会で終活をテーマに学んだのをきっかけに、お寺で連続終活セミナーを始めました。しかもこのセミナーは、第1回研究会で出会った、葬儀社への勤務経験のある高野山真言宗の僧侶・足立信行さんといっしょに始めたものです。全くゼロから始めた終活セミナー。その立ち上げの苦労とノウハウ、そして成果についてお話しいただきます。
 
 
 

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